団体概要
MISSION
果たすべき役割
虹色ダイバーシティは、性的マイノリティが働きやすい職場づくりを通じて、性的マイノリティと周囲のアライ(同盟者、支援者)をエンパワーし、すべての人々が生きやすい社会づくりをめざします。
VISION
実現したい社会
「性の多様性も含めたダイバーシティ&インクルージョンの実現」
虹色ダイバーシティは、どの職場においても、性的指向、性自認、ジェンダー表現(性表現)に関して、不当に貶められず、公正に扱われ、周囲の人と協力しながら、心身の健康を気遣い、いきいきと持てる力を発揮できるようにしたいと思います。それは、性的マイノリティに限らず、人権と多様性を尊重する環境であるべきで、誰もが自分らしさを活かせる職場づくりは、経営にも社会にもプラスだと信じます。
なぜ虹色?
虹色は、性的マイノリティのシンボルです。虹の色のような性の多様性を祝福する意味があると言われています。世界各地の性的マイノリティのイベントでも、虹色がテーマカラーに使われています。

ダイバーシティ(Diversity)とは
英語で「多様性」という意味。 職場の中に多様な人材がいることが、その職場の強み、そして、豊かさになる、という考え方。日本企業でダイバーシティというと、女性であること、障がいの有無、国籍等が対象になっていましたが、私たちは、そこに性的マイノリティを加えることを提案します。
主な活動実績
- 1調査研究
- LGBTと職場に関する大規模アンケート調査
- トイレ調査プロジェクト
- PR会社と共同プロジェクト
- LGBTと子育てに関するアンケート調査
- ALLYについてのインタビュー調査
- 2企業・行政の取り組み支援
- 企業向け研修講師
- 社内制度コンサル
- 研修資料の監修
- 大阪市淀川区LGBT支援事業
- 3情報発信
- メディア取材対応
- YouTubeチャンネル「虹ステーション」
- 書籍「職場のLGBT読本」
- 書籍「トランスジェンダー と職場環境ハンドブック」
- 冊子「職場におけるLGBT・SOGI入門」
- グッズ制作・販売

受賞歴
- 2015年
- Google インパクトチャレンジ賞
- 2017年
- 第2回 日本トイレひと大賞
- 2018年
- 第1回 ダイバーシティ・カップ in 関西 チーム「LGBT&ALLY」エンジョイリーグ 第1位
- 2020年
- 第19回 大阪弁護士会人権賞

メンバー
「虹色ダイバーシティ」は、ミッションを共有するメンバーによって運営されています。

村木真紀(理事長・代表)
特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ代表。社会保険労務士。1974年茨城県生まれ。京都大学卒業。
日系大手製造業、外資系コンサルティング会社等を経て現職。
LGBTQ当事者としての実感とコンサルタントとしての経験を活かして、LGBTQに関する調査研究、社会教育活動を行っている。大手企業、
行政等で講演実績多数。大阪市人権施策推進審議会委員(2015年11月〜2018年10月)。2015年「Googleインパクトチャレンジ賞」、日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2016 チェンジメーカー賞」、2016年「日経ソーシャルイニシアチブ大賞 新人賞」受賞。共著「職場のLGBT読本」、「トランスジェンダーと職場環境ハンドブック」。
参照▶︎ 朝日新聞 「フロントランナー:虹色ダイバーシティ代表 村木真紀」
座右の銘 = Think Different

谷口優子(大阪スタッフ)
1970年福岡県生まれ。熊本女子大学(現熊本県立大学)経営学部経営学科卒業。大手英会話学校で5年間勤務後、沖縄の設計事務所にて、国内の米軍基地の設計業務部のコーディネーターとして勤務。2017年6月より現職。主に総務・経理を担当。

井上陽子(大阪スタッフ)
1975年兵庫県生まれ。大学卒業後、印刷関連企業にて約13年間、印刷物の企画・デザインに従事。その後、美容室の経営企画と人事担当を経験。フリーランスにてデザインや写真撮影をする傍ら、2017年4月より虹色ダイバーシティに参画。主に、ホームページ、SNSの管理、グッズの企画や販売、記念撮影を担当。

有田伸也(東京スタッフ)
1986年奈良県生まれ。近畿大学理学部卒業。5つ星ホテル、飲食業界にてマネージメント業務に従事。ソムリエ資格所持。前職の飲食関連ベンチャー企業で、人事・採用・教育・労務など、人事系の幅広い業務を5年経験し、現職に。

坂田麻智(理事)
1979年愛媛県生まれ。高校卒業後、米国に留学。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ビジネス経済学部卒業後、日系大手電機メーカーに就職。財務、海外マーケティングを経て、現在は調達部門に在籍中。当事者として、海外や大手企業での経験を活かし、様々なLGBT支援活動に関わる。
座右の銘 = 為せば成る

東(ひがし)優子(理事)
1966年(丙午)神戸市生まれ。大阪府立大学教授。博士(人文科学)。研究テーマは「性の健康と権利」。91年にエイズのボランティア活動を始め、米国留学で性科学とソーシャルワークを学んだ後、96年よりTNJ(TSとTGを支える人々の会)運営メンバーとして活動。エイズ予防財団、日本性教育協会を経て、2000年より大学教員。WAS(旧・世界性科学学会)役員、性の権利委員会共同委員長など兼務。
座右の銘 = 自立は、依存先を増やすこと。希望は、絶望を分かち合うこと(熊谷晋一郎さんの言葉)

菅原絵美(理事)
1980年新潟県村上市生まれ。大阪経済法科大学国際学部准教授。専門は国際法、国際人権法。国連人権高等弁務官事務所および国連グローバル・コンパクト事務所でのインターンシップ、グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク事務局のスタッフを経て、現職。現在は国際人権法の観点から「ビジネスと人権」、企業の社会的責任(CSR)について研究を進めている。
座右の銘 = Perseverance is a great element of success. If you only knock long enough and loud enough at the gate, you are sure to wake up somebody.
(詩人ヘンリー・ワーズワース・ロングフェローの言葉)

テレサ・スティーガー(理事)
1983年米国オレゴン州生まれ。オレゴン州立大学音楽学部卒業後、2006年に日本政府主催のJETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)で英語講師として来日。現在は、教育関連団体で日本人向け英語教材の開発・編集業務に従事。好きな日本語は「七転八起」。
座右の銘 = Everything’s gonna be OK.(きっとうまくいく)

三輪晃義(監事)
1980年大阪市生まれ。弁護士。神戸大学法学部,関西大学法科大学院卒業。大学のLGBTサークルの代表を務め、2010年に司法試験に合格。現在はのぞみ共同法律事務所にて執務を行う。主な取扱い分野は労働事件・民事事件。日本弁護士連合会・LGBTの権利に関するPT、大阪弁護士会・性的指向と性自認に関するPT、LGBT支援法律家ネットワークに所属し、法律家としてLGBTに関する活動を行っている。
事務所所在地
大阪オフィス
〒530-0041 大阪市北区天神橋1-12-15 #601
〈東京出張所〉
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田2-3-18 AVACO 5F #2