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LGBTQ（レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア/クエスチョニング）等の性的マイノリティとされる人々は、人口の5〜8%パーセント（電通総研、連合などの調査による）だといわれています。しかし、周囲の人に自分がそうであると表明すること（カミングアウト）ができる人は少なく、「見えにくい」「声を拾いにくい」という特性があります。
2019年2月から全国で始まった「結婚の自由をすべての人に訴訟」を応援するために、婚姻の平等（同性婚の法制化）に賛同する企業を可視化するためのキャンペーン「Business for Marriage Equality」を他団体と共同運営しています。また、プライドハウス東京では仕組みづくりチームとして、LGBTQとスポーツに関する冊子「誰も排除しないスポーツ環境づくりのためのハンドブック Sports for Everyone」のテキスト作成に協力しています。
虹色ダイバーシティは、国際基督教大学ジェンダー研究センターと共同で、ウェブアンケート調査「LGBTに関する職場環境に関するアンケート調査 niji VOICE」を2013年〜2020年に実施し、累計1万名以上の声を集めました。これは国際的にも非常に貴重なデータとして評価されており、多くの日本企業のLGBTQ施策推進の裏付けとなる資料として使われています。メディアで紹介される機会も多く、学術論文にもなっています。
LGBTQ等の性的マイノリティに関する調査研究「データ」と、みんなが参加できる「アクション」を紹介するウェブサイト「NIJI BRIDGE」を企画・運営しています。LGBTQ等性的マイノリティに関する「データ」を可視化し、行政や企業の施策、国や自治体の法整備を後押しする、一人ひとりの「アクション」を後押しします。
企業だけでなく、全国の自治体からのご依頼にも対応しております。調査研究事業だけでなく、一般の方や職員の方向けの講演研修、LGBTQ当事者の居場所作り事業、LGBTQ個別相談、啓発物の作成など、他の団体とも連携しながら、地域のLGBTQ施策を後押ししています。
