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「結婚の自由をすべての人に」訴訟札幌地裁の判決を受けて

2021.3.17札幌地裁判決の日

3月17日、婚姻の平等を求める「結婚の自由をすべての人に」訴訟において、歴史的な判決が下されました。札幌地裁は、同性婚ができないことを、憲法14条の法の下の平等に照らして違憲と判断したのです。


■ 日経新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHC170G50X10C21A3000000

■ JapanTimes
https://www.japantimes.co.jp/news/2021/03/17/national/crime-legal/same-sex-marriage-landmark-ruling/

■ 判決文(PDF)
https://www.call4.jp/file/pdf/202103/533e3260db61a96e84711d1f0c02d5d6.pdf

他の地裁でも裁判が続いており、これで確定するわけではありませんが、最初の判決で「実質勝訴(損害賠償は棄却)」を獲得したのは非常に大きな意味があります。従業員向け、顧客向けの企業の取り組みにも影響しますので、是非、引き続き裁判の行方にご注目ください。

私が学生時代、自分が同性愛者であるとはっきり自覚した時、素晴らしい条文を持つ日本国憲法も世界人権宣言も、とても空虚に感じました。自由も平等も、自分には適用されない、家族を持つ未来はない、と白けた気持ちになりました。今思えば、自分の周囲にバリアを張った瞬間です。今日、スタッフとオンラインで繋がって一緒に判決のニュースを見て、ひとしきり感激を分かち合った後、一人になると、急に涙が溢れました。世界の見え方が少し変わった気がします。

私たちは、企業や行政でのLGBT施策を推進していますが、その目的は、性のあり方が少数派であっても格差のない社会をつくることです。この判決は、きっと社会を変える後押しになると確信しています。

判決文の中で、企業や行政の取り組みにも言及されていますので、是非お読みください。私たちの活動もこの画期的判決を支える証拠の一つになったのです。企業や行政の中で一緒に取り組んでくださった皆さん、さらにその根拠になったアンケート調査にご協力いただいた皆さんに、心から感謝したいと思います。

私たちは引き続き、LGBTに関するデータを整備し、アクションを呼びかけていきます。私たちの活動を是非サポートいただけると嬉しいです。

■ ご支援について
https://nijiirodiversity.jp/support/
(虹色ダイバーシティへのご寄付は、税控除の対象になります。)

また、婚姻の平等に賛同する企業を募るキャンペーンも継続しています。賛同数はどんどん増えていますので、検討中の企業の方、一旦は見送っている企業の方も、是非この判決を機会に、再度ご検討いただけると嬉しいです。

■ Business for Marriage Equalityホームページ
http://bformarriageequality.net/

 

認定NPO法人 虹色ダイバーシティ
代表 村木 真紀

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