私の “変える”「地方でも同性婚で暮らせるように」鈴木雄大さん(6/7)
今年も12月の寄付月間の時期となりました!寄付月間とは「欲しい未来へ、寄付を贈ろう」を合言葉に、毎年12月に全国的に行われる啓発キャンペーンです。
虹色ダイバーシティが今年も様々な活動ができたもの、いつも応援してくださる皆さまのおかげです。今年もスタッフのメッセージをお届けしながら、私たちの活動を継続するためのご寄付を呼びかけていきます!
今年のテーマは「私の “変える”」
虹色ダイバーシティスタッフ一人ひとりが各自の経験に基づいて、社会に関して変えたいことについてのメッセージをお届けします。
第6回のメッセージは研修担当の鈴木雄大さんです。
「地方でも同性婚で暮らせるように」
私は都心部からパートナーの暮らす地方へ移住したのをきっかけに『パートナーシップ制度』へ登録しました。
公営住宅へのパートナー同士の入居、病院での面会可能のほか行政サービスが受けられるようになりました。
しかし制度周知や理解はまだまだ低いと感じます。当事者が居ることが前提の制度導入のはずが、「地方に当事者は居ない」との空気感があります。都市部のLGBTQコミュニティーや大規模開催のプライドパレードなど可視化されたものが私の暮らす地方に無いに近しい環境だからかもしれません。
また、都市部と比べて地方は人と人のつながりがとても強く深く、距離感も近いと感じます。
それは都市部にないコミュニティの強みである一方、誰の行動かがすぐに特定され情報共有されたり良かれと思って人に干渉したくなるという側面もあります。地方に住む当事者のカミングアウトをより困難にさせ、「地方に当事者が居ない」という背景になっていると考えます。
虹色ダイバーシティとして『LGBTQに関するセミナー開催』等を通じ、都市部だけでなく地方においても私は活動をしていきたいです。
少しずつでも地方住民の理解と地域社会での受容へと広がり、地方でLGBTQが暮らしやすくなって欲しい。
そして「地方でも同性婚で暮らせるように」が私のいちばんの願いであり「私の “変える”」です。
社会を “変える” ために
「私の “変える”」というテーマでお送りしています。虹色ダイバーシティは今年でNPO法人化10周年を迎えました。この10年、皆さまの応援のおかげでたくさんのLGBTQに関する社会の変化を生み出すことができました。今後もLGBTQに関する啓発活動や、LGBTQ当事者への支援の輪を広げられるよう活動してまいります。
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