「LGBTQの今まで、これから」長野友彦さん
12月から1月まで、もっと皆様に虹色ダイバーシティについて知っていただけるように、毎週スタッフの声をお届けします。
テーマは「LGBTQの今まで、これから」
虹色ダイバーシティスタッフが、LGBTQに関して今までに経験してきたことや変わったこと、そして未来に向けた願いをお届けします。
今回のメッセージは、プライドセンター大阪運営担当の長野友彦さんです!
誰もが健やかに自分らしく働き続けられるよう、職場環境等の改善を望みます!
日常生活、特に1日の半分近くを過ごす職場での心理的安全を確保することが、メンタルヘルスの向上に繋がると考えます。
以前の職場で、LGBTQに関する差別的言動を何度も目撃しました。自分に向けられた言動でなくても嫌な気持ちになり、その場やその職場自体にいることが辛く感じました。LGBTQに関する正しい理解を得ていない職場では、自身のセクシュアリティをカミングアウトできず、また、周囲に相談できる相手もいない状況による結果、職場での孤立や勤続意欲の低下、メンタルヘルスの悪化に繋がり、最終的には退職に追い込まれるケースもあると感じています。私自身もメンタルヘルス不調の経験者です。仕事に追われる中で、助けや相談できる相手が近くにおらず、気付かぬうちに心身ともに疲弊しまっていました。
LGBTQも働きやすい職場は、LGBTQではない人達にとっても働きやすい職場であると考えます。職場環境が改善されることで、誰もが健やかに自分らしく働き続けられることに繋がっていくのだと思います。
「LGBTQの今まで、これから」というテーマでお送りしています。虹色ダイバーシティは2013年から活動しています。活動開始から、皆様のご支援のおかげでたくさんのLGBTQの声を社会に届けて変化をもたらすことができました。今年はプライドセンター大阪をオープンすることもできました。2023年ももっと多くのLGBTQのニーズに応えられるよう頑張っていきます!一緒に「LGBTQのこれから」をどんどん明るくしませんか?
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