私の “変える”「LGBTQも暮らしやすい地域づくりの実践」長野友彦さん(2/7)
今年も12月の寄付月間の時期となりました!寄付月間とは「欲しい未来へ、寄付を贈ろう」を合言葉に、毎年12月に全国的に行われる啓発キャンペーンです。
虹色ダイバーシティが今年も様々な活動ができたもの、いつも応援してくださる皆さまのおかげです。今年もスタッフのメッセージをお届けしながら、私たちの活動を継続するためのご寄付を呼びかけていきます!
今年のテーマは「私の “変える”」
虹色ダイバーシティスタッフ一人ひとりが各自の経験に基づいて、社会に関して変えたいことについてのメッセージをお届けします。
第2回のメッセージはプライドセンター大阪マネージャーの長野友彦さんです。
「LGBTQも暮らしやすい地域づくりの実践」
全国各地でのパートナーシップ制度やファミリーシップ制度の導入自治体も着実に増えてきている一方、同性カップルで賃貸への入居を考えていたら、大家さんや不動産業者から入居を断られた、近所に住んでいる人から差別的発言を受けた、アウティングをされた、など、周囲のLGBTQへの正しい理解が十分でないことが原因で起きている出来事が多く見受けられます。
私自身も自分の地元が好きで誇りを持っていますが、残念ながらLGBTQフレンドリーで気軽に立ち寄れるようなセーフティスペースはありません。
プライドセンター大阪のような自分らしく安心していられる居場所は、特に地方に住む人たちにとって必要です。どんな場所にも当事者がいて、ともに生活していることを知ってもらうことや、プライドセンター大阪での様々な実践を通じて、日本全国へ向けたメッセージを発信するとともに、ノウハウを広げていきたいです。
LGBTQも暮らしやすい地域づくりは、その地域の定住人口や交流人口を増やすことにつながります。特定の地域だけでなく、どの場所に行ってもLGBTQへの差別や偏見がなく、誰もが自分らしく暮らしやすい地域づくりを目指します。
社会を “変える” ために
「私の “変える”」というテーマでお送りしています。虹色ダイバーシティは今年でNPO法人化10周年を迎えました。この10年、皆さまの応援のおかげでたくさんのLGBTQに関する社会の変化を生み出すことができました。今後もLGBTQに関する啓発活動や、LGBTQ当事者への支援の輪を広げられるよう活動してまいります。
虹色ダイバーシティの活動やプライドセンター大阪の運営は皆さまのご支援なしでは成り立ちません。1度のご寄付でも構いませんので、是非ご寄付をよろしくお願いいたします。下記リンクより受け付けております。
https://nijiirodiversity.jp/support/
皆さまからいただいたご寄付は、アドボカシーに関する費用や、プライドセンター大阪の活動を維持するために必要な費用(オープンスペース運営、相談事業、家賃、光熱費、人件費、LGBTQ関連書籍購入費、フリーwifiなど)虹色ダイバーシティの活動を継続しながら社会を変えていくための費用として大切に使わせていただきます。
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