【イベントレポート】プライド・クルーズ大阪2023
2023年5月28日（日）に開催した、「プライド・クルーズ大阪2023」のレポートをお届けします！
「プライド・クルーズ大阪2023」は、「ほな行こか」をスローガンとして掲げ、大阪で初めての常設LGBTQセンター「プライドセンター大阪」のグランドオープン1周年を祝福するとともに、街に向けてこのセンターの存在や、LGBTQの理解を深めることを目的に実施しました。「プライド・クルーズ大阪」は、昨年に引き続き2回目の開催でした。
本イベントは、大阪水上バス株式会社様のご協力をいただき、大阪府様、大阪市様、公益財団法人大阪観光局様にご後援のもと行いました。
当日は天気にも恵まれ、絶好のクルーズ日和の下でイベントをスタートすることができました！
イベント会場では、LGBTQに関する啓発パネルや各種パンフレットを配布し、来訪者の方にLGBTQに関する理解を深めていただく機会としました。
また、4月に甲南大学で実施した「どこでもプライド・キャラバン」プロジェクトで学生の皆さんが作成してくださったプログレス・プライドフラッグを展示しました！
イベント会場では、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社様よりご提供いただいたドリンクを参加者の皆様へ配布しました。
14時30分から、会場の「川の駅はちけんや」でメインイベントを開始しました。メインイベントでは、プライドセンター大阪の今までとこれからに関する内容を紹介し、続いて、プライドセンター大阪に後援いただいている各国大使館・総領事館様から頂戴したビデオメッセージを放映しました。どれも素敵で温かいメッセージでした。
会場にお越しいただいたゲストの方々からもコメントをいただきました。
在大阪オーストラリア総領事館 トレバー・ホロウェイ総領事
「結婚の自由をすべての人に」訴訟 関西原告 坂田麻智さま、テレサ・スティーガーさま
プライドセンター大阪のオープンスペースや相談事業を運営してくださっているNPO法人QWRCの皆様をはじめ、会場に足を運んで下さったLGBTQ団体の皆様にもご挨拶いただきました。
最後に、プライドセンター大阪の協賛企業様からいただいたメッセージ動画を放映し、ご出席いただいている各社の皆さまからご挨拶もいただきました。
メインイベントのプログラムが終了し、いよいよクルーズ船の出航です！
今年は大阪水上バス株式会社様のご協力のもと、3隻のクルーズ船を運行しました。様々なレインボーフラッグやメッセージボードに彩られた船は、八軒家浜を出航し、大江橋、中之島通、淀屋橋を通過しながら約1時間クルーズしました。クルーズへの乗船はプライドセンター大阪の協賛企業様や関係団体様、事前の抽選で当選された方のみでしたが、それ以外の参加者の皆様も、川縁からレインボーフラッグを掲げて応援しました！
クルーズの出航中は、会場の川の駅はちけんやにて、豪華景品をかけたクイズ大会を実施しました。クイズでは、プライドセンター大阪、LGBTQ、会場となった八軒家浜に関することを出題しました。ご参加いただいた皆さんのおかげで大いに盛り上がり、楽しいプログラムになったのではないかと思います！
景品の提供にご協力くださった協賛企業様、後援大使館・総領事館様、ありがとうございました。
クルーズ船の帰港を川縁で迎えたあと、会場では本イベントに参加していただいた皆様で交流会を実施しました。その後、2013年より開始した「LGBT支援事業」として虹色ダイバーシティと協働して活動を実施した、淀川区との取組内容を担当者様よりご紹介いただきました。
最後に、虹色ダイバーシティ理事長の村木より挨拶をさせていただき、会場の皆様で「プライド・クルーズ大阪2023！ほな行こか！」のかけ声でイベント締めくくりました！こちらの音声は、6月4日（日）配信の「ええんちゃうラジオ」で流れていますので、是非聞いてみてくださいね！
■プライドセンター大阪：情報発信局（ええんちゃうラジオ）
https://pridecenter.jp/info-station/
アンケートでいただいたコメントの一部をご紹介します。
「クルーズで地域の方達の目にとまってもらうのは斬新で良いと思いました。」
「あたたかくリラックスできる雰囲気がとても良かったです」
「最高でした。大阪の街でLGBTQの理解の促進につながったと感じます。海外のパレードみたいで、日本中に広がってほしい。」
「プライド・クルーズ大阪2023」には、総勢200名の方にご参加いただき、クルーズには60名が乗船されました。ご参加下さった皆様、協力して下さった協力団体・後援団体の皆様、プライドセンター大阪の協賛企業の皆様、各国大使館・総領事館の皆様、本当にありがとうございました。
来年もさらにパワーアップしてこのクルーズイベントを開催したいと思っておりますので、引き続きのご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします！
（メディア掲載 計25媒体）
テレビ：読売テレビ放送
新聞：大阪日日新聞、福井新聞、山形新聞
Web：朝日新聞、岩手日報、大分合同新聞、共同通信社、神戸新聞、埼玉新聞、佐賀新聞、中日新聞、東京新聞、富山新聞、奈良新聞、西日本新聞、福島民報、北海道新聞、毎日新聞
Infoseekニュース、gooニュース、gladxx、NewsPicks、nippon.com、Reuters
Pride Cruise Osaka 2023 Event Report
We would like to give you a report about our event, Pride Cruise Osaka 2023, held on May 28, 2023!
Pride Cruise Osaka 2023 presented “Hona ikoka (It’s time to move on)” as a slogan, and held this event to celebrate the one year anniversary of Pride Cruise Osaka, which is the first permanent LGBTQ center in Osaka, and also to show its presence to the neighbourhood. This year’s Pride Cruise Osaka was the second time this event was held, following last year’s event.
This event held in cooperation with OSAKA AQUA BUS LTD., and also supported by Osaka prefecture, Osaka city, and OSAKA CONVENTION & TOURISM BUREAU.
The weather was on the day of the event was really nice for cruising as well!
In order to make this event an opportunity to deepen understanding of LGBTQ issues for the attendees, we presented enlightening panel discussions and distributed some handouts regarding LGBTQ topics. We also put up the progress pride flag created by the students of Konan University at the Dokodemo Pride Caravan Event held in April!
Drinks provided by Coca-Cola Bottlers Japan were distributed to participants at the event.
The main program started at 14.30 at the Kawanoeki Hachiken-ya venue. We introduced the progress and future vision of Pride Cruise Osaka, and then broadcasted heartwarming video messages from the embassies and consulates which support the center.
We also received comments from guests.
Trevor Holloway (Consul General of the Australian Consulate-General Osaka)
Machi Sakata and Theresa Stieger (Plaintiffs of the “Freedom of Marriage for All” lawsuit in the Kansai region)
We received short speeches from other LGBTQ organizations, including QWRC (Queer & Women’s Resource Center) who manage the open space and consultation service at the Pride Cruise Osaka.
In the last part of the main session, we broadcasted message videos from the companies supporting the Pride Cruise Osaka, and also heard short speeches from attendees among them.
Then it was time to set sail on the cruise ships!
In cooperation with OSAKA AQUA BUS LTD., we sailed three cruise ships this year. With many kinds of rainbow flags and message boards, the cruise ships departed from Hachiken-ya hama, and sailed for an hour passing through Oebashi Bridge, Nakanoshima-dori, and Yodoyabashi Bridge. Only cooperating companies, related organizations, and those who won tickets in the pre-event raffle were accepted as passengers, but the other participants cheered from the riverbank with rainbow flags!
While the cruise ships were sailing, we had a quiz competition. The quizzes were about Pride Cruise Osaka, LGBTQ issues, and the event venue, Hachiken-ya hama. Thanks to the active and positive participation, this program went really well with a nice atmosphere. We also highly appreciate the support of companies, embassies and consulates in providing wonderful prizes.
After welcoming the homeward voyage of the cruise ships, we had a gathering session as an opportunity to communicate with other participants, and then introduced the Yodogawa Ward LGBT Support Project, which has been enacted in cooperation with Yodogawa Ward and Nijiiro Diversity from 2013.
Lastly, Muraki, the chief director of Nijiiro Diversity, gave concluding remarks, and finished the event with a rallying cry of “Pride Cruise Osaka 2023! Hona ikoka!” by all of the participants and staff at the venue. The recording of this was broadcasted on “Eenchau Radio” and released on June 4th, so please check it out too!
https://pridecenter.jp/info-station/
