「LGBTQの今まで、これから」内田成さん
12月から1月まで、もっと皆様に虹色ダイバーシティについて知っていただけるように、毎週スタッフの声をお届けします。
テーマは「LGBTQの今まで、これから」
虹色ダイバーシティスタッフが、LGBTQに関して今までに経験してきたことや変わったこと、そして未来に向けた願いをお届けします。
今回のメッセージは、プライドセンター大阪スタッフの内田成さんです!
どんなSOGIEでも、格差なく、自分らしくあれる社会を
コロナ禍において、トランスジェンダー女性の回答者の44%が預金残高1万円以下を経験しているというのは、それだけで衝撃的ですが、他の属性に目を向けても決して低い数字ではなく、広くセクシャルマイノリティが困窮しやすい状況にあったことがうかがえます。
困窮する理由には個々に様々な理由があると思われますが、同調査におけるデータでは特にトランスジェンダーで在宅勤務をしにくい職場環境にある場合が多いことなどが読み取られ( https://nijibridge.jp/wp-content/uploads/2020/12/nijiVOICE2020.pdf )、就業する時点での選択の幅が狭いなどの社会的な構造があることが推察されます。
どんなSOGIESCであろうとも、このような格差にさらされることなく、自分らしくあれる社会と職場環境が実現されることを強く望みます。
「LGBTQの今まで、これから」というテーマでお送りしています。虹色ダイバーシティは2013年から活動しています。活動開始から、皆様のご支援のおかげでたくさんのLGBTQの声を社会に届けて変化をもたらすことができました。今年はプライドセンター大阪をオープンすることもできました。2023年ももっと多くのLGBTQのニーズに応えられるよう頑張っていきます!一緒に「LGBTQのこれから」をどんどん明るくしませんか?
虹色ダイバーシティへの寄付は税控除の対象になります。虹色ダイバーシティの活動をこれからも続けていくために、ご寄付をお願いいたします。
▶︎ご寄付はこちらからお願いします。