誰もが「自分らしく生きていいんだ」と思える社会へ。
虹色ダイバーシティは、2013年に設立された先駆的な団体で、LGBTQ+等の性的マイノリティの人々とその家族・支援者(アライ)の声を聞き、信頼できる形で社会に届け、誰もがいきいきと安心して暮らせる社会づくりを目指しています。2022年には大阪で「プライドセンター大阪」を開設し、地域とLGBTQ+を繋ぐ拠点として、誰でも無料で来館できるように運営しています。
私たちの活動は、企業の協賛や助成金も受けていますが、ほとんどが単年度であり、安定的な財源ではありません。個人の方のご寄付・ご支援は、持続的にこの活動を続けるために、必要不可欠なものです。
虹色ダイバーシティは、毎年しっかり情報公開し、信頼できる団体として行政から指定を受けた「認定NPO法人」で、様々な支援の方法があります。クレジットカード等でのご寄付、毎月の継続寄付(虹色パートナー)、遺贈・相続財産の寄付等には税制優遇措置もあります。文具やバッジなどのオリジナル・グッズを購入して応援していただくことも可能です。
虹色ダイバーシティは、LGBTQ+の存在を前提にした、学校、職場、地域づくりを、具体的に提案し、少しづつ実現してきました。私たちへの支援は、社会を変える力になります。是非もっと多くの方に、社会を変えるアクションにご参加いただきたいと思っています。
虹色ダイバーシティの活動について
あなたの隣にいる、大事な人たちのために。

LGBTQ+であることを、誰にも言えずにいる人たちがいます。誰にも言えないことで、孤立や貧困の問題が、人知れず、深刻化してしまうことがあります。日常的に無理解に直面するうちに、周りの人たちや社会そのものを信頼し、頼ることを諦めてしまう人もいます。まさに今、「安心できる場所が、世界のどこにもない」と不安や恐れを感じている人が、どれだけいることでしょう。
私たちは、LGBTQ+の人たちが、あなたの隣にいることを知っています。それは、職場の同僚かもしれないし、近所の子どもかもしれません。あなたの大切な家族や友人かもしれません。もしかすると、あなた自身かもしれません。あなたの隣の、大事な人たちが、社会の一員として、安心して暮らせるようになるには、何が必要でしょうか?
私たち虹色ダイバーシティは、社会的に見えにくいとされているLGBTQ+の声を地道に集め続け、その声を社会に届けることで、社会の制度や雰囲気を着実に変えてきました。
あなたのご寄付やご支援は、今を、未来を、変える力になります。
私たちの主な活動

無料で誰でも来館できる施設を運営するためには、家賃・水光熱費やスタッフの人件費がかかります。皆さまからのご寄付はセンターの持続的な運営を支える力になっています。

私たちが、学術研究者と連携して、こうした地道な調査研究活動を続けていけるのも、皆さまの支援のおかげです。
・累計2万人以上が参加したLGBTQ+と暮らしや仕事に関するアンケート調査
・全国自治体パートナーシップ制度件数調べ(渋谷区と協働)
・厚生労働省や国際機関(国連ビジネスと人権作業部会など)のヒアリングに協力 など

行政向けには、中央省庁や全国の自治体にデータや教育資材を提供することで、LGBTQ+施策の推進を支援しています。LGBTQ+施策に関するパブリックコメントなどの意見募集があれば、「NIJI BRIDGE」で紹介し、当事者や支援者の切実な声を行政に届ける活動も行っています。
また、企業向けには、LGBTQ+も働きやすい職場づくりのための企業の施策にアドバイスを行ったり、従業員グループの活動を支援したりしています。個別に研修費用を出すことが難しい中小企業や医療機関向けには、YouTubeで教育資材を無料公開しています。2020年からは、Marriage For All Japan、LLANと共に、今までに研修を行なった企業に呼びかけて、婚姻の平等を目指す企業を可視化するキャンペーン「Business for Marriage Equality」を運営しています。1社1社、キャンペーンの社会的意義を丁寧に説明して、620社以上(2025年7月時点)の賛同を集めることができました。企業の賛同は、「結婚の自由をすべての人に」訴訟での高裁判決において、社会の変化の証拠として採用されました。
行政や企業への研修は、基本的には有償で実施していますが、データの提供や社会キャンペーンは無償、むしろ私たちが費用をかけて実施していることも沢山あります。無償や低額であっても、社会のために必要なことに力を注ぐことができるのは、非営利組織ならではの強みであり、個人寄付者の皆さまが団体を支えてくださるからこそできることです。
代表からのメッセージ
今こそ、社会にLGBTQ+のリアルな声を届けたい
私たちが活動を始めた2010年代から比べて、LGBTQ+をめぐる状況は随分良くなった、と言われることがあります。大手企業や行政が取り組みを始めたし、メディアでよく見かけるし、と。確かに前進はしている、と思います。それは本当に多くの人の、勇気と汗の結晶であり、社会は変えることができる、という希望であるのは間違いありません。
とはいえ、一人ひとりのLGBTQ+の社会的困難が解決している訳ではありません。学校に行けなかった人、仕事ができない状況の人、心身の健康や社会的つながりを害してしまった人。LGBTQ+の中でも困難な状況の人たちが、社会への信頼を回復し、支援に手を伸ばせる状況になるには、多くの場合、相当な時間がかかります。
そもそも日本は、まだLGBTQ+に関する包括的差別禁止法はなく、同性同士だと結婚もできない国です。日本の高齢化は、LGBTQ+の高齢化でもあるので、本当に、一刻を争う話になってきました。長年のパートナーが家族とみなされずに亡くなってしまった友人たち、自分の望む性別で生きられなかった友人たちの無念を思うと、もう待てません。私たちがより長い時間、自分らしい人生を生きるために、LGBTQ+施策は、もっとスピードを上げないといけないはずです。
国としての法整備がやっと視界に入ってきた、そんな状況にあって、「もっと大事なことがある」とLGBTQ+施策を後回しにしようとする声、「反対の声があるからまだ議論が必要だ」とブレーキをかけようとする声が、SNS上で日に日に大きくなってきています。私たちがアンケートで集めている切実な声が、「プライドセンター大阪しか安心できる場所がない」という来館者のつぶやきが、匿名の、特にデータの裏付けもなさそうな大量の声に、押しつぶされてしまいそうです。
LGBTQ+に関する法整備、誰も取り残されない社会のしくみ、それを地域におし広げていく拠点としてのセンター。どれも緊急性が高く、社会に欠かせないものです。そのことを、もっと多くの人に理解してもらう必要があります。今こそ、社会にLGBTQ+のリアルな声を届けたい、届けなければ。
私たちの取り組みに、是非ご支援をお願いします。
認定NPO法人 虹色ダイバーシティ 理事長・代表
村木 真紀

税控除と寄付金の使途
虹色ダイバーシティへのご寄付は税控除の対象になります
虹色ダイバーシティは、大阪市より指定(大阪市指令市民 NPO第19006号 令和2年2月28日)を受けた認定NPO法人です。認定NPO法人へのご寄付は、税控除の対象となります。
年間12,000円の寄付をすると…
- (12,000-2,000)×0.4(国税分 40%) = 4,000円
- (12,000-2,000)×0.1(地方税分最大 10%) = 1,000円
4,000円 + 1,000円 =最大5,000円が戻ってきます。
※地方税も寄付金控除の対象となりますが、控除割合は各自治体によって異なります。
※上記は「税額控除」形式ですが、人により「所得控除」形式のほうが有利である場合もございます。詳しくは最寄りの税務署にお尋ねください。
※地方税の控除に関する手続きや控除の仕組みの詳細については、各地方自治体にお問い合わせください。
1月〜2月 | 2月中旬〜3月中旬 | 4月 |
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領収書を受け取る 虹色ダイバーシティから領収書を受け取ってください。毎年12月末締めで1年分まとめて郵送します。 | 確定申告書を作成・提出する 確定申告書を税務署、または国税庁Webサイトで作成し、 あわせて領収書・源泉徴収票を税務署に提出してください。 | 還付金を受け取る 国税還付金として指定の口座に振り込まれます。 |
寄付金の使途と透明性
虹色ダイバーシティでは年次報告書・活動報告書で会計報告を行っており、事業運営の透明性を担保しています。
参考資料
ご支援者の声

虹色ダイバーシティの「LGBTQ等の性的マイノリティとその家族、アライの尊厳と権利を守り、誰ひとり取り残さない社会の実現を目指す」というビジョンに賛同しています。実際に訪問して、プライドセンターの温かい雰囲気と、相談に乗ってくれる場所と人がいることの重要性がよく分かりました。データも活用して、これからもより良い社会の実現に向かってください。応援しています。

ここ十数年の間で、LGBTQを取り巻く環境は大きく前進しており、虹色ダイバーシティさんの先陣的な活動や活躍がなくては成し得なかったと感じています。企業や行政・法律への働きかけだけでなく、スポーツの分野においても、LGBTQ含む誰もが安心して楽しめるよう、様々な活動やイベントを実施されておられる点が素晴らしく、活動に深く共感しております!今後も応援しています!

当事者の居場所づくりを企業や社会の壁を越え、その活動に一緒に携わることが出来て光栄です。1人から始まるみんなの為に、これからも応援し続けます。共に社会を後押ししましょう!

自分自身の気持ちに正直に生きようとするとき、人が人を好きになるとき、社会からの隔絶や覚悟を求められるような社会ではなく、誰もが自分らしく生きることが尊重される社会であるべきだと思っています。現に困難を抱えている人々がいるのですから、社会として包摂すべきものと考えます。寄附というアクションしか起こせていませんが、虹色ダイバーシティ様の活動を応援していきます。

インターンをする中で、活動を続けるにはお金が不可欠だと思いました。お金がないと無理をしないといけませんが、それは辛いことですし、長期的に続けることは難しいと思います。寄付も同じかもしれません。無理して高い額を寄付しても続かないですが、無理をしない範囲の寄付であれば続くし、寄付をする人も増えると思います。ぜひ無理のない範囲で一緒に寄付しましょう!

私はスタッフさん達に英会話を教えています。単に英会話を勉強するだけでなく勝手にshe/heを使わない、出身地やルーツを決めつけない、来館者の属性に合わせた話し方を心がける等誰もが安心出来るような会話を学ぼうとする皆さんの姿勢に私も学ばせてもらっています。セクシュアリティだけでなく様々な面での当事者を置いて行かない皆さんの姿勢はすばらしいと思います。

私が育ったアイルランドはとても暗い国でした。でも最近では、LGBTQや同性婚、女性の権利を大切にする、とても明るい国になりました。私も若い時にこのような社会を経験したかったと思います。
日本でも、すべての方が自分のありたい姿で、一人の社会人として活躍できる社会をめざすLGBTQセンターが、若い方を中心とした教育の場として成功されることをお祈り申し上げます。
個人として寄付をする
私たちへの寄付は、クレジットカードによる一回だけの寄付、毎月の継続寄付(虹色パートナー)、遺贈・相続財産の寄付まで、幅広く受け付けています。またオリジナル・グッズの通信販売を通じて、私たちを応援していただくこともできます。
虹色ダイバーシティへの支援を通じて、誰も取り残さない社会の実現を後押ししてください。
虹色ダイバーシティの活動を継続的に支えていただける方、そして、より積極的に活動にコミットしていただく方を「虹色パートナー」とお呼びしています。虹色ダイバーシティの活動を支えるパートナーとして、是非私たちの活動にご意見・ご感想をいただけると嬉しいです。
「虹色パートナー」の特典
- 定期的にメールマガジンをお届け
- 活動報告書を郵送
- 虹色ダイバーシティのスタッフに直接声を届けられる虹色パートナー限定ミーティングを開催(ご参加は任意です)
毎月の寄付額を選択してください
下の「寄付をする」ボタンをクリックすると、クレジット決済ページへ移動しますので「継続寄付」を選択してください。登録すると、ご指定のクレジットカードより毎月継続して寄付ができます。ご寄付の際にいただいた個人情報は公開されることはありません。
解約について
継続寄付はいつでも解約できます。解約の際は、お手数ですが、問合せフォームよりご連絡ください。

グッズ購入で応援する
虹色ダイバーシティではLGBTQ+への支持をさりげなく表明するレインボーグッズや職場での教材として活用できる冊子など、オリジナル・グッズの通信販売を行っています。原価を除く売上は、すべて私たちの活動資金となります。
是非虹色ダイバーシティのグッズを買って、私たちの活動を応援してください!
よくあるご質問
領収書(寄付受領書)が必要な方は、クレジットカードで寄付をする際には「領収書の送付」にチェックを、銀行振込またはPayPalの方は問合せフォームよりご連絡ください。個人の場合は、ご入金のあった翌年2月上旬に、1年分のご寄付の合計金額をまとめて領収書(寄付受領書)を発行いたします。あらかじめご了承ください。
はい、受けられます。虹色ダイバーシティは大阪市より指定(大阪市指令市民 NPO第19006号 令和2年2月28日)を受けた認定NPO法人のため、認定NPO法人へのご寄付は税控除の対象となります。詳細については、個人向けご寄付についてをご確認ください。
私たちが運営している「プライドセンター大阪」では、ボランティアの方を随時募集しております。大阪でのボランティア活動が可能な方は、プライドセンター大阪ホームページの問合せフォームよりご連絡ください。
学生インターンは随時募集しております。インターン募集に関する情報は求人ページをご確認ください。