LGBTQ+センターで実施する教育プログラムを全国に〈第1回〉福岡コミュニティセンターHACO(福岡)で模擬授業を実施しました

HACO

2025年9月6日・7日の2日間、福岡市博多区の「福岡コミュニティセンターHACO」にて、プライドセンター大阪で実施している 中高生向けLGBTQ+教育プログラム の模擬授業を行いました。

この取り組みは、「赤い羽根福祉基金」の助成を受け、虹色ダイバーシティが全国のLGBTQ+センターで中高生向け教育プログラムを実施できるようにすることを目指しています。地方でもLGBTQ+ユースが孤立せず、安心して学べる環境を広げていくための一歩です。

「福岡コミュニティセンターHACO」とは

「福岡コミュニティセンターHACO」は、LGBTQ+当事者やその周囲の人々が安心して集える場として運営されているコミュニティスペースです。イベントや相談、交流などを通じて、地域の中で多様な人々がつながる拠点として活動しています。

1日目は、HACO館内の見学と機能紹介の後、スタッフ間でセンター運営の工夫や課題について情報交換を行いました。その上で、虹色ダイバーシティのスタッフが教育プログラムの模擬授業を実施し、HACOでの実施を想定した修正点について意見を交わしました。

模擬授業の様子と学び

2日目は、プライドセンター大阪での実施事例や広報方法について共有した後、HACOスタッフの皆様にも模擬授業に挑戦していただきました。実際に授業を体験することで、プログラム運営上の課題や新たなアイデアが生まれるなど、活発な意見交換の場となりました。

アンケートの声

2日間を通して、HACOスタッフ6名が参加。アンケートでは次のような感想をいただきました。

「研修プログラムの内容に加え、場所やイベント運営についても多くを学べました」
「大変貴重な二日間になりました。今後のセンター運営に活かしていきたいです」
「教育プログラムをHACOでもぜひ実施していきたいと思います」

スタッフ間の交流を深めながら、センター運営にも新たな気づきを得られる2日間となりました。

今後の展望

今回のプログラムを経て、今後は福岡コミュニティセンターHACOでも中高生向け教育プログラム「LGBTQ+センターで学ぶ 社会を変えるはじめの一歩」を開催できることとなりました。福岡コミュニティセンターHACOのスタッフの皆様、2日間にわたり本当にありがとうございました。

虹色ダイバーシティでは、引き続き全国のLGBTQ+センターと連携し、教育プログラムの普及を進めていきます。
関心のある教職員の皆様、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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