【イベントレポート】大阪・関西万博ウーマンズパビリオンで関西大学主催イベントに参加

2025年8月9日、大阪・関西万博ウーマンズパビリオンでの関西大学主催トークイベント「True Celebration ―成人式も、就職も、結婚も。“自分らしく”祝える未来へ」に虹色ダイバーシティの長野が登壇しました。
本イベントは、大学生世代以降(18歳以上)を対象に、「成人・就職・家族」という3つのライフステージに焦点を当て、誰もが“その人らしく”人生を祝える社会のあり方を、多様な立場の実践者とともに考えることを目的として開催されました。開催日は、大阪・関西万博のテーマウィーク「平和と人権ウィーク」の期間に合わせています。
オープニングでは関西大学関大アライ会の西脇菜穂子氏からイベントの趣旨説明と登壇者の紹介がありました。
まず株式会社クーゼスの田中史緒里氏から「着たい服をきて、成人を祝う」というテーマで独自の自主イベント「SEIJIN SHIKI by Keuzes」について紹介がありました。
次に、関西大学キャリアセンターの諏訪尭子氏から「トランスジェンダー学生が就職活動で抱える悩みと大学での取り組み」というテーマで、卒業後も「自分らしく働く」ことを支援するキャリアセンターの役割と可能性についてお話がありました。
次に、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの西村広二氏から「多様な人材が新しい価値を創出する〜CCBJIのLGBTQ+戦略〜」というテーマで、多様な背景をもつすべての人材が安心して働ける制度設計についてお話がありました。
次に、株式会社テイクアンドギブ・ニーズの金井友香里氏から「自分らしい結婚式をすべての人に」というテーマで、既成概念やしきたりにとらわれないブライダルファッションの考え方、それを実現するための企業方針、実際の現場でのウェディング事例の紹介がありました。
最後に、虹色ダイバーシティの長野から「家族とは〜LGBTQ+当事者が築く多様なかぞくのかたち〜」というテーマで、同性婚が法制化されていない現状の中で、LGBTQ+当事者がどのように家族を築いているのかについて紹介しました。
その後の登壇者によるクロストークでは、それぞれの立場からの意見交換が行われ、参加者からの質問に答えました。
クロージングノートでは、関西大学副学長の村上泰子氏から閉会の言葉があり、イベントは終了しました。
成人式も、就職も、結婚も“自分らしく”祝えるようなこれからの社会について登壇者や参加者の皆様と一緒に考えることができ、貴重な時間でした。