【イベントレポート】大阪・関西万博オランダパビリオンにてイベントを開催

2025年8月7日、大阪・関西万博オランダパビリオンにて、トークイベント「婚姻の平等、その先の社会:オランダと共に考えるat万博」を開催しました。
本イベントは、オランダ王国大使館およびオランダパビリオン主催、Business for Marriage Equality/認定NPO法人虹色ダイバーシティ共催、駐日ベルギー大使館・駐日ルクセンブルク大使館後援のもと、企業・NPO・大学など多様なセクターの方々とともに、婚姻の平等や日本社会のあり方について考えることを目的として開催されました。開催日は、大阪・関西万博のテーマウィーク「平和と人権ウィーク」の期間に合わせています。
冒頭では、2025年日本国際博覧会オランダパビリオン プロジェクトディレクターのアイノ・ヤンセン氏による歓迎の挨拶が行われました。
続いて、公益社団法人Marriage for All Japan共同代表の寺原氏および岩村氏から、婚姻の平等をめぐる裁判の現状や、Business for Marriage Equalityの活動内容について解説がありました。
また、オランダ王国大使館 広報・政治・文化部政策オフィサーのダン・キム氏より、オランダにおけるLGBTQの現状についてお話しいただきました。
後半では、積水ハウス株式会社の木原淳子氏、認定特定非営利活動法人ReBitの藥師実芳氏、一般社団法人ひと&コトの市氏、公益社団法人Marriage for All Japanの寺原真希子氏の4名をパネリストに迎え、パネルディスカッション「婚姻の平等が実現した国と共に考える、婚姻の平等ができる日本社会」が行われました。
最後に参加者同士によるグループワークを実施し、「今日のイベントで新たに得た視点・感じたこと」や「このアクションから始めよう!」などをテーマに、活発な意見交換が行われました。
当日は合計56名の方にご参加いただきました。本イベントが、婚姻の平等の実現に向けた歩みを後押しし、大阪・関西万博のレガシーとして未来に受け継がれていくことを願います。