カナダ訪問のご報告(8月5日)

2018年8月5日~7日にカナダのバンクーバーで開催される「平等な権利のための連合(ERC:Equal Rights Coalition)」という国際会議に参加しています。

この集まりは、現在、カナダとチリが共同代表を務めており、合計39国の外務省、市民団体(CSO:Civil Society Organizations)、国連機関が、LGBTIの権利擁護について話し合う場になっています。残念ながら、日本はじめ、東アジアの国はまだ参加していません。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://international.gc.ca/world-monde/issues_development-enjeux_developpement/human_rights-droits_homme/coalition-equal-rights-droits-egaux.aspx?lang=eng

初日の今日は、政府関係者の会議に先立ってCSOの代表者が集まり、特定のテーマや地域ごとに課題を出し合い、政府関係者会議に出す要望をまとめる、というプレ会議でした。目視で150人~200人くらいが参加していたと思います。法的な権利獲得の状況は国によって違いがありますが、欧米ではシニア層の話、南米ならヘイトクライムへの対応、アジア太平洋地域ではトランス嫌悪や若者のメンタルヘルスの話など、ふんわりと各地域で共通の課題が出て来るのが興味深かったです。CSOの声が明日、明後日の本会議でどのように反映されるのか、注目したいと思います。本会議のメイン・セッション以外は分科会形式で、日本からのCSO関係者は私だけのようなので、全会合に出席することは出来ないのが残念です。

会議の昼休みに、参加者の一部がバンクーバーのパレードに参加。カナダのトルドー首相呼びかけの会議ということもあってか、ERCの隊列にトルドー首相、外務相、平等相(と周囲の人が言っていましたが、要確認)が参加し、大声援を浴びていました。距離は数キロあり、かなり歩きごたえのあるコースでしたが、海風とカモメの声を浴びながら、気持ちよく歩くことができます。

パレードは多くの大手企業が隊列を組んでいて、沿道のショーウインドーが虹色のディスプレイで埋められ、街をあげてのお祭り感があります。前日に少しだけ覗いてきたダイク・マーチ&フェスティバル(今回は日程の都合で行けなかったトランス・マーチも同様だそうです)と比べると資金力が(恐らく)桁違いでした。ダイク・マーチ&フェスティバルは、市内の緑のある公園でピクニック+野外フェス的な催しで、これはこれで、のんびり楽しめます。

なお、今回の渡航に関しては、カナダ大使館、オランダ大使館に旅費のサポートを受けております。関係者の皆様、本当にありがとうございました!しっかりご報告できるよう、頑張ります。

(村木)