ウーマン・オブ・ザ・イヤー2016チェンジメーカー賞を受賞

ウーマン・オブ・ザ・イヤー2016において、社会がより良い方向へ進むために、大きな変革を起こしたチェンジメーカー賞を代表の村木が受賞しました!

授賞式でのスピーチを掲載いたします。

授賞式でのスピーチ

私たちは、LGBT、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー等の性的マイノリティが働きやすい職場づくりをテーマにしているNPOです。このテーマでこうした賞を頂けるなんて、本当に夢のようです。虹色ダイバーシティを支えてくれている、素晴らしいクライアント、スタッフ、パートナー、家族、友人たちに、心から感謝したいと思います。

LGBTは、今、何か新しいものに思われがちです。が、実は日本でも、70年代から、様々な活動がありました。草の根のアクティビストたちが、地域や、教育現場で活動したおかげで、友人や家族にカミングアウトできる人が増えました。その人たちが職場でも、自分らしく過ごしたいと望んだ、そのタイミングが今なんです。
LGBTに取り組む企業も、注目されています。その背景には、それぞれの職場で、勇気を振り絞ってカミングアウトした当事者、それを支えた周囲の支援者、英語でアライと呼ばれる人たちがいます。
今回は、たまたま私がチェンジメーカー賞を頂きましたが、全国のLGBTアクティビスト、当事者ひとりひとり、アライの皆さん、それが本当に社会を変えているチェンジメーカーです。今日もこの会場に何人か来てくれています。みなさん、是非、大きな拍手をお願いします。

性的マイノリティの話は、ベッドの上の、性的な話だと思われがちです。職場で話すことをためらう人も、まだ多いと思います。一方で、多くの職場で、差別的な言動があります。独身男性がゲイなんじゃないかとからかわれたり、女装するテレビのタレントさんを見て笑いあったりする場面、本当によくあると思います。当事者たちは、自分のことがばれないように、日常会話に気を配り、同僚との深いコミュニケーションを避けて、うつになったり、転職したりしています。トランスジェンダーに関しては、職場のトイレにまで困っています。そんな状況では、仕事に集中することはできません。私たちは、LGBTの話は、すべての職場で考えて欲しいことだと訴えています。

今日この場にいる皆さんに、私からのお願いがあります。男女共同参画や女性活躍推進という言葉、これをジェンダーに関する平等、と読み替えて、LGBTも含んだ視点から施策を考えていただきたい、ということです。女性も、障害者も、外国人も、LGBTも、当たり前に活躍できる職場の方が、きっとカラフルで楽しくて、いい職場だと信じています。
ご清聴、ありがとうございました。